つむぎです!
大和田美帆さんが患った病気といえば、多嚢胞性卵巣症候群。
PCOSとも呼ばれ、将来子供を授かりたいと思っている女性にとって非常にショッキングな疾患でもあります。
実は女優さんやタレントの中でも、この多嚢胞性卵巣症候群を経験されている方は多いのです。それだけ女性なら誰にでも起こりうるかもしれないものなので、将来妊娠を考えていたりする人は知っておいたほうがいいです。
今回は、ちょっと趣向を変えて、多嚢胞性卵巣症候群についてお話しします。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?
多嚢胞性卵巣症候群とは、排卵障害の一つでもある疾患です。
卵胞はたくさん卵巣の中にできるのですが、その卵胞がなかなか育たず、排卵ができない状態になってしまうという病態。
子供が欲しいと願う女性には非常に困る疾患となってしまいますよね。
卵巣内にある男性ホルモンが多いということが原因とされているそうです。ホルモンバランスの乱れや、糖代謝の異常も繋がっているようです。
どんな人がなりやすい?特徴は?
私なりに調べてみたところ、多嚢胞性卵巣症候群の特徴やなりやすい人は下記の通り。
・月経不順(周期が35日以上)、または無月経
・毛深い、ニキビが多い→男性ホルモンが多い
・肥満→体脂肪に男性ホルモンが蓄えられることで分泌異常を引き起こすそうです。また、肥満の場合は血中インスリン濃度が高くなりやすく、血糖値が下がりにくくなるため排卵機能が低下することも考えられるそうです)
・黄体ホルモンの分泌が少ない、月経が多い
・不妊→排卵しにくいため
若い女性でも20人に1人は症状が出ると聞いたこともあるので、見過ごすわけにはいかないですね。
改善はするの?予防できる?
ホルモンバランスの異常などが原因となると、生活習慣の見直しを行うことが望ましいようです。
甘いものが普段から大好きだったり、不規則な生活をしていたり、栄養バランスが崩れた食事をしている人は要注意かもしれません。
あと、血流が悪い人も。
日頃から自分の体と向き合い、見た目も中身も健康的な状態を目指すことが改善に繋がるそう。
大和田美帆さんも、多嚢胞性卵巣症候群だということがわかってからは生活を見直したり、体質改善を試みるなどご自身の体としっかりと向き合っていました。
自分の体とさらに向き合うためにも、赤ちゃんのことを考えるためにも、お仕事を長期間休まれてもいましたね。
治療法
多嚢胞性卵巣症候群の根本的な治療法はまだはっきりとしていないそうですが、妊娠を希望する女性には排卵を誘発させる方法をとるとのこと。
排卵誘発剤を服用したり、妊娠の希望がなければ月経を定期的に起こすような治療をするそうです。
治療自体、すぐに良くなるというわけではなさそう。さほど大きな病気とは言われないものの、いずれにせよ長期的に見ていく覚悟が必要なんですね。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になった女優・タレント
女性なら誰もが気になってしまう婦人科系疾患ですが、多嚢胞性卵巣症候群を患った女優やタレントもいます。
大和田美帆さんはもちろんですが、他にも…
・山本モナさん
・神戸蘭子さん
・釈由美子さん
・矢沢心さん
公表していない人でも、数名いるかもしれませんよね。
自覚症状はなくても、婦人科で検診を受けたら発覚したというケース(山本モナさんはこちらだそう)もあるので、大丈夫かな?と疑問に思ったら検診を受けてみるのもいいと思います!
病気を克服してなおも頑張る大和田美帆さん
大和田美帆さんは多嚢胞性卵巣症候群だということがわかってからお仕事をしばらくお休みし、ご自身の体ケアと今後のことを考えた生活を続けることで待望の赤ちゃんを授かることができましたよね。
まだ多嚢胞性卵巣症候群は完治していなかった状態だったそうですが、それでも日頃の生活の見直しや改善への姿勢が結果を生んだのだと思います。
大和田美帆さんのプロフィールについてはこちらをどうぞ!
今は娘さんやご家族、大和田ファミリーとの仲睦まじく元気な一コマを見せてくれる大和田美帆さん。
他の女優さん、タレントさんもそうですが笑顔の裏ではすごく努力されていたのだと思います。無事に妊娠、出産となって本当に良かったです。
多嚢胞性卵巣症候群と診断されてショックを受けた方もたくさんいると思いますが、実際に経験された女優さん・タレントさんのブログを見ると普段の生活などがわかる描写もあり、励みになるのではないでしょうか。